人生がときめくプチ養生講座 ~誰でもできる運動編~金子ブログ
こんにちは!豊中市の玄龍堂鍼灸整骨院 鍼灸師金子です。
今回は養生の基本その2、運動についてです。
運動というのは全身の気を巡らす機能を促進して、五臓六腑の働きを活性化することにつながります。
特に有酸素運動は、気を巡らせる機能を強化します。
そして、手足を動かすということが胃腸の消化吸収の働きを強くして、特に足を動かして鍛えることは先天的な精力を高めます。
精力というのは、足腰、泌尿器・子宮系統、骨格、髪の毛、歯、聴覚等の老化で衰えていくところに深く関わります。
そうです!アンチエイジングに直接つながるんです!
こういう運動を毎日行なうことによって気の巡りというのはよくなっていきます。
では、毎日できて、有酸素運動で、手足を動かして、足腰を鍛えるという条件を満たしている運動は何かというと、歩くこと、ウォーキングですね。
歩くというのは運動の基本です。応用は基本の延長線上にあるものですから、まず基本をおさえましょうということです。
ハードな運動もできればいいですが、毎日はできないですし、歳をとったらなかなか継続しにくいものがあります。運動というのは毎日ずっと継続してできるものの方がいいんですね。そうでないと、長い目で見たときに養生にならないこともあるかもしれません。
もしハードな運動ができなくてもこの運動の基本さえおさえておけば、自然治癒力を高める条件の一つを満たしていることになります。
ただ一つ注意点としては、有酸素運動の要素を含めるためには二十分以上の歩行が必要ですが、もししんどければ体力に応じて歩いてください。
体力に応じて毎日のどこかに組み入れて習慣化してしまうことが大切ですね。